【プロ野球】FA宣言することは、球団への裏切り行為なのか

オフシーズンといえば、もちろんFA市場というものがにぎわいます。今年は特に超一世級の選手が市場に出ており注目度が高まっています。今回はFAの仕組みとそこから思うことについて考えていこうと思います。

 

FAとは

プロ野球選手になるためには毎年10月に行われるドラフト会議でプロ野球球団に指名される必要があります。よく議論になるように選手側には入りたい球団を選ぶ権利がありません。そこでできたのがFAという権利です。これは国内なら8シーズン、海外なら9シーズン、一軍登録された日数が経過すると得られる権利です。この権利を行使すると行使した選手は従来所属球団とのみできた契約交渉が、ほかの11球団、もしくは海外の球団と交渉することができるようになります。初めて選手側に球団を選ぶ権利が与えられる制度です。

 

近年のFA市場と、宣言は裏切り行為という風潮

今年は広島の丸佳浩選手、西武の浅村栄斗選手、オリックスの西勇輝選手といった選手をめぐって何億円ものマネーゲームが繰り広げられています。FA権利を取得する選手というのはたいてい長い間所属していた球団の中心選手であることが多いです。つまり一方が戦力補強するために利用する制度が出ていかれる球団からしたら戦力が削られる形になります。そうすると必然的に出て行かれる球団からしたら面白くありません。そのため、FA宣言する選手に対して、「長い間育ててもらった球団を裏切った。」という裏切り者という風潮が日本にはあります。そのため、FA宣言するには強い決心が必要になります。一方でメジャーではFA宣言するのが当たり前なので、毎年市場がにぎわい、目まぐるしく選手が移動します。文化の違いが大きいと思いますが、このような風潮から日本では市場があまりにぎわない傾向があると思います。

 

私が思うこと

確かに自分の応援する球団の選手がFA宣言すると、「やっぱりお金かよ、プロに導いてもらっておいてなんだよそれ」という気持ちになるのはもっともだと思います。私もそうなると思います。ただ選手側からしても自分に与えられた権利なので行使してみたい、他球団の評価を聞いてみたい、という気持ちに普通なると思います。少なくともそのための権利なので、選手が権利を行使することは当たり前のことだと思います。そこでどこかの記事で元中日の監督だった落合氏が提案していた内容がすごくいいなと思いました。それは、FA権利はいちいち行使する手続きを踏まなくても取得と同時に行使されるべきだというもので。つまり、自ら市場に出るのでなく自動的に市場に出るシステムにしてはどうかというものです。こうすると、現状でいう行使という球団への裏切り行為とみなされることもなくなり、そのまま他球団とは交渉せず、自球団と契約すれば愛を確かめ合える、これはいい!と思いました。文化的にアメリカのようにはいかないのでシステムを日本式に変更するのはいいことだなと思いました。皆さんはどう思いますか。春夏だけでなく秋冬のストーブリーグももっと熱くなると一年野球を楽しめてさらに良くなると思います。

 

丸選手、浅村選手、西選手などなど、どこの球団を選ぶのか楽しみですね。

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