ここ最近の高校ナンバーワンの評価で入団した投手たちの今の実力は?【ドラフト】

歴代の高校生ナンバーワン投手たち

プロ野球界に飛び込んでくる選手たちは必ずドラフト会議で指名されることになります。そしてドラフト会議直前には各メディアが指名予想される選手の格付けを独自で行います。その中でよくつけられる呼び名として高校生ナンバーワン○○というものがあります。今年の高校生の中ではこのバッターが一番、このピッチャーが最速、など様々な見方をされます。今回は高校生ナンバーワン右腕、左腕と注目を集めた選手たちがプロ野球界に飛び込んでどう成長しているのか、現在の状況に注目していきたいとおもいます。

 

2012年

藤浪晋太郎(右) 大阪桐蔭高

ドラフト一位(4球団)指名で阪神に入団。誰もが知る甲子園春夏連覇を達成した本格派右腕。今シーズンは13試合の登板で5勝3敗防御率5.32と新人王に輝いた年からかなり成績を落としてしまっている。近年は制球難に陥っているようでコントロールが課題。入団から3年連続二桁勝利をマークした実力の持ち主なので来年に期待。

濱田達郎(左) 愛工大名電高

ドラフト二位指名で中日に入団。当時藤浪、大谷翔平両投手と並び、高校BIG3と並び称された左腕。一時は一軍のローテーションをつかみ5勝をマークしたが以後はケガに苦しみ、昨年はケガの影響で育成契約となっている。

 

2013年

鈴木翔太(右) 聖隷クリストファー高

ドラフト外れ一位指名で中日に入団。最速も140キロ前半で甲子園も出ていないのであまり注目はされていなかった。投球フォームがきれいということで素材型として入団。今年は2試合の登板にとどまり、勝ち星も上げられず。来年から背番号も99となり、崖っぷちのシーズンになりそうだ。

ドラフト一位(5球団)指名で東北楽天に入団。甲子園本大会では10連続奪三振と1試合22奪三振を記録する圧巻のピッチングを披露し一気に注目を集めました。プロ入り後は楽天、侍ジャパンの中継ぎ、抑えとして活躍。今シーズンの成績は53試合に登板し、5勝8敗11ホールド、5セーブ、防御率3.65を記録。若くして絶対的抑えとして活躍し現在も楽天の中継ぎエースとして君臨する。

 

2014年

安楽智大(右) 済美高

ドラフト一位(二球団)指名で東北楽天に入団。甲子園大会でも本格派右腕として注目を集め、三連投を含む五試合で772球を投げ抜いた。これについては、投げ過ぎだという議論にも発展し、将来のケガが心配された。プロ入り後は一軍初先発で初勝利を記録するなど順調にキャリアを積んできた。しかし昨年からケガで思うようなシーズンを過ごせず、今シーズンは2試合の登板にとどまり、ともに負け投手となった。

塹江 敦哉(左) 高松高

ドラフト三位指名で広島に入団。高校時代は150キロを超えるストレートを投げこむ剛腕として注目を集めた。入団後は主に二軍でキャリアを積み、昨シーズン3試合に一軍戦で登板した。今シーズンは5試合の登板で投球回は3回とまだまだ時間がかかりそうだ。

 

2015年

高橋純平(右) 県岐阜商高

ドラフト一位(3球団)指名でソフトバンクに入団。高校ナンバーワン投手として春の甲子園で活躍。その後ケガの影響で夏の大会は十分に登板することなく県予選で敗退となった。プロ入り後はケガの完治に努め、その後は主に二軍で登板を重ねている。今シーズンは新投球フォームがうまくいかず調子を崩し、一軍登板はなし、二軍でも1勝6敗、防御率6.46と振るわなかった。

小笠原慎之介(左) 東海大相模高

ドラフト外れ一位(2球団)指名で中日に入団。東海大相模の吉田(オリックス)と二枚看板として活躍し、甲子園優勝投手にもなった。150キロを超える直球とチェンジアップを武器とする。プロ入り後、肘の遊離軟骨除去手術を二回受けているが、今年は球団最年少開幕投手を務め、5勝6敗防御率4.11とシーズン途中離脱するまでローテーションを守った。順調に力を伸ばしており来年の飛躍が期待される。

 

2016年

今井達也(右) 作新学院高

ドラフト一位指名で西武に入団。150キロのストレートと150切れのいいスライダーで甲子園優勝投手に輝いた。この年は投手が高校ビック4と、大学ビック3と呼ばれるほど豊作な年だったので単独指名となった。プロ入り後、一年目は喫煙問題などで試合に出ることができなかったが、今シーズンは一軍で15試合に登板し、5勝5敗、防御率4.81とローテーションの一角として活躍した。クライマックスシリーズでもソフトバンク戦に登板した。

寺島成輝(左) 履正社高

ドラフト一位指名でヤクルトに入団。今井、藤平(楽天)、高橋昂(広島)と並び高校ビック4を形成した大型左腕。プロ入り直後からケガに苦しみ二軍でもあまり投げることができなかった。今シーズンも一軍登板は1試合にとどまり、通算でも2試合と十分な実績はあげらていない。潜在能力は高いので来年、再来年あたりが勝負の年になりそうだ。

 

2017年

石川翔(右) 青藍泰斗高

ドラフト二位指名で中日に入団。高校時代はケガも多く甲子園にも出場していないが、150キロを超える切れのあるストレートが注目され、知名度はないが高校ナンバーワンと称された。プロ入り後の今シーズンは二軍で体づくりを中心に取り組み、一軍でも一試合に登板し一イニングを無失点に抑え大気の片りんを見せつけた。来年くらいから登板が増えると思われるので期待したい。

田浦文丸(左) 秀岳館

ドラフト5位指名でソフトバンクに入団。高校生左腕は例年に比べると不作の年だったので指名順位は低めだ。しかし、140前後のストレートとスライダー、チェンジアップなどの変化球を駆使して抑える完成度の高いピッチャーとして甲子園でも活躍。プロ入り後は高卒1年目ということもあり、二軍で1試合、三軍で9試合の登板のみで体づくりに一年を使った形だ。来年からアピールできるか注目だ。

 

2018年

吉田輝星(右) 金足農業高

ドラフト外れ一位指名で日本ハムに入団。今年の甲子園では金足ブームを巻き起こした甲子園のスター。甲子園決勝まで一人で投げぬき公立高校のチームを準優勝まで導いた。150キロを超える力強いストレートが武器で変化球の精度が課題とされている。ケガも心配されているが、どんな選手になっていくのかこれからが楽しみだ。

横川凱(左) 大阪桐蔭高

ドラフト四位指名で巨人に入団。甲子園大会では柿木投手、根尾投手の陰に隠れる形になったが身長190センチの恵まれた体格から最速143キロのストレートを投げ込む潜在能力がぴか一の投手です。高校では伸び悩みましたが、プロに入ってからどこまで成長した姿が見れるのか期待したいです。

 

まとめ

高校生からプロへ入ると今のところ、すぐに一軍で活躍する選手と二軍で苦戦したりケガに苦しむの真っ二つに分かれているような気がします。ただ、高卒の選手はこれからなのでこの選手たちがどこまで成長するのか楽しみです。また、中日や楽天、ソフトバンクが積極的に素材型の投手を指名しているような気がしました。中日や楽天はこれからこれらの投手が成長してきたときが注目ですね。一人でも多く一軍で活躍してほしいですね。

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