巨人内海投手が炭谷選手の人的補償で西武へ!これをどうみる?

巨人内海投手が西武へ

FAの仕組み

FAとは一軍選手登録機関が既定の日数に達すると得られる選手の権利です。FA権を取得すると、所属する球団以外との交渉が可能になります。つまり、自分が最も行きたい、評価してもらえる球団に移籍する権利を得ることになるのです。しかし、これにより自分の球団から主力選手が流出するとなると戦力均衡が崩れてしまいます。そこで補償というものが存在するのです。

ここからは①チームのAランク選手を②チームが獲得したとして説明します。

自分の球団所属選手は年俸によりランク付けされます。Aランク、Bランクに当たる選手(主力選手)を①チームから獲得する場合、①チームは②チームに選手と補償金を支払わなければなりません。Cランク以下なら補償金のみです。獲得相手チームの主力選手を獲得す時にはそれなりのペナルティーが科せられるのです。また、補償としてもらう選手は①チームに選択権があります。補償選手を出す②チームは自分の球団の選手のうち28人はプロテクトして守ることができます。そのプロテクトリストから漏れた選手の中から①チームは選ぶことができます。

 

一連の概要

今年オフのFA市場で、巨人が西武のBランク選手である炭谷捕手を獲得しました。したがって上記のルールにのっとって補償選手と補償金を巨人は西武側に支払います。そして先日、西武側から補償として獲得する選手を発表しました。それが巨人の功労者であり、生え抜き左腕の元エース、内海哲也投手だったのです。西武側が即戦力投手を獲得すると明言していたので、内海投手をプロテクトから外していたのは驚きでした。通算133勝、近年の成績も9勝、2勝、5勝と34歳という年齢はネックですが十分な戦力として計算できる選手です。何よりも原巨人第二政権を支えたかつてのエースなので、移籍を悲しむ声は多かったようです。

 

賛否両論で話題沸騰

巨人フロント肯定派

内海投手はかつてのエースであり、優勝に貢献してくれた生え抜き選手だけど、この世界は結果がすべて。ここ二年は2勝、5勝と、年齢を考えても少ないプロテクト枠を使うほどの選手ではない。これから飛躍が期待される選手を守るためにもプロテクトから外したことは正解だったと思う。功労者だからと守れというのはお門違い。

 

巨人フロント否定派

これほどの人気選手で巨人のために尽力してくれた選手をこんなFAの補償選手として流出させるなんて信じられない。即戦力投手を獲得すると西武が明言したにもかかわらず、内海投手をプロテクトから外すなんて取ってくださいと言っているようなもの。内海投手に失礼だ。活躍したら誉めたて、力が落ちたらほかの球団の選手を獲得するからもういらないわ、というスタンスを世間に公表したようなもの。もっと生え抜きの功労者は大切にしてほしかった。

 

不信感がぬぐえない巨人運営

去年の村田選手にしても、今回の内海投手にしても功労者への扱いが少し醜いかな、と思ってしまいます。村田選手の場合、ほかのチームのほうが出場機会が増えるからという名目で自由契約にしたにもかかわらず、どこからも声がかからなかった村田選手を再契約せずに、見捨てる形をとりました。そして今年は内海投手。他球団の選手を獲得するのは自由ですが、元からいる選手たちも大事にしてほしいと思わずにはいられません。ほかの球団をみても中日やソフトバンクなどは衰えたベテラン選手には自分が満足して引退を決意するまで契約してあげるなど、大切に扱っているように見えるのでなおさらそう思ってしまいます。

 

感想

非常に衝撃的なニュースでした。内海投手の移籍はさみしいですが西武での活躍を応援したいと思います(私は巨人ファンではないですが)。また、次は広島の丸選手の補償選手の発表が控えています。広島と巨人というと、少し前に広島が大竹投手の補償で獲得した一岡投手のほうが活躍したと話題になりました。広島のことなので有望な若手選手を獲得するのか、西武のようなプロテクト漏れしたベテラン選手をとりにいくのか気になるところです。今後もオフシーズンの各球団の動きに目を光らせておきましょう。

 

追記

巨人長野選手が広島へ!

広島の丸選手を獲得した巨人が補償選手として広島に長野久義外野手を送ることが発表されました。内海投手に続いてまたしても巨人の生え抜きの功労者が人的補償として他球団に移籍することになってしまいました。さらに長野選手は巨人への思入れが強く、巨人に入団するために二度も他球団の指名を拒否しました。このようにして入った功労者を簡単に流出となると巨人の選手たちのフロントへの不信感が強まってしまうのではと懸念されます。プロテクトから漏れていたことが一番の驚きです。FAで獲得した選手と生え抜き功労者はまずプロテクトされると思っていたので。おそらく広島が有望な若手を指名してくると読んで高年俸のベテラン選手を外し、若手をおおめにプロテクトしていったのでしょう。

なんとも残念なことですが内海、長野両選手の今後の活躍を願いたいですね。

 

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