YouTubeの規制が年々厳しく…。強みが薄れテレビと同じ末路へ?影響力を持った宿命か?

年々規制が厳しくなるYouTube

未成年者が出演する動画のコメント欄封鎖を発表

米IT大手グーグル(Google)が運営する動画投稿サイト「ユーチューブ(YouTube)」は2月28日、未成年者への「搾取行為」を食い止めるため、児童や年長の未成年者が登場する動画のコメント機能を無効にするとの方針を明らかにした。

さらに「今後数か月にわたって今回の措置を広げていき、年少の未成年者が出演する動画や、搾取行為を招く恐れのある年長の未成年者が出演する動画へのコメント機能を無効にする」との方針を明らかにした。

yahooニュースより抜粋

今まで、未成年、幼児が出演する無害でかつ規制を守った正当な動画内で、児童ポルノに関するコメントやリンクが付けられていることが問題になっていたようです。

そこで今回、YouTubeは思い切った規制に踏み込むことを発表しました。未成年者が出演する動画にはコメント機能を封鎖、つまり使えないように制限するというものです。

これは情緒も安定しない未成年者をネットから守るためのやむを得ないものだとされています。

 

未成年YouTuberでも賛否分かれる

一見すると、情緒も安定しない未成年を守るためにこれは大事なことだと思われます。もちろん、不必要にまた無神経な誹謗中傷があふれるネットの声が未成年に届かないようにシステム的に保護することはもちろんいいことです。ただしこれは、ゲストや家族の手により受動的に出演した保護する立場にある未成年者には有効かもしれませんが、自立し、一人のYoutuberとして能動的に出演している未成年者にはかえって足かせとなる恐れがあります。

スマホ、ネットが普及した今、世の中には未成年や学生がYouTuberとして生計を立てている人は少なくありません。彼らにとってはコメント機能は自分の動画の善し悪し、視聴者の需要と自分の供給があっているか、など自分の動画の指針となる重要な役割を果たしています。また視聴者たちがコメント欄で動画について意見しあったり感想を言い合ったりと界隈を盛り上げるにも大きな役割を果たしてきました。

同じ未成年でも立場が違うと今回の規制も賛成派と反対派でわかれてしまいます。今後、投稿者が意図的に制限を解除できるようになるのか、それとも強制的に未成年者のコメント欄を制限するのか、これは今後のYouTubeに大きな影響を与えそうです。

 

テレビと同じ道をたどりつつあるYouTube

ここまでYouTubeというプラットフォームが拡大してきた大きな要因は

  • 誰でも簡単に動画を配信でき、かつ収入が発生する
  • テレビでは見れなくなった刺激的で独創的な動画を楽しめる

この二つだと私は考えています。テレビという巨大なライバルが立ちはだかる中、ここまで市場が拡大したのはテレビにはないこれら二つの魅力があったからです。

しかし、近年YouTubeの動画に対する規制が厳しくなってきています。有名実況者がチャンネルを凍結されたり、動画が消されたりと話題になっています。これは影響力を持ったが故の宿命かもしれません。テレビも、幅広い層が見るだけにたくさんの苦情や批判によって挑戦的な番組が放送されなくなり、誰も文句のない言い方は悪くなるかもしれないが平凡なものしか制作できなくなりました。それによりテレビの若者離れが取りざたされ、youtubeといったほかのプラットフォームに介入される隙を作ることになりました。

YouTubeも今後、規制が厳しくなればなるほど、強みが薄れていき、市場が縮小していく恐れがあります。せっかくテレビに負けじと劣らぬ影響力と勢いをもったので今後のためにも魅力と強みをうまく守りながら規制をしてほしいですね。

補足

規制に反対しているわけではありません。規制をしないと界隈が荒れてしまい、企業から広告を出してもらえない事態になりかねません。クリーンなイメージを保つことは市場拡大の上では至上命題といっても過言ではありません。悪口しかないと悪評のサイトに誰も広告を出そうなんて思いませんよね。だからこそ、自由と規制を両立するのが難しいのかもしれません。

 

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