プロ野球まもなく開幕!竜党から見たセリーグ全チームの戦力状況、順位予想を徹底解析

プロ野球開幕は3月29日

球春到来!野球ファンが待ちに待ったプロ野球開幕が間もなくとなりました。我らが中日ドラゴンズは6年連続Bクラスと苦しいチーム状況が続いていますが、昨年は圧倒的な強さを誇った広島に唯一勝ち越したこともあり、まだまだこれから!というものです。

気になるセリーグ開幕の対戦カードは

 

阪神ーヤクルト

若手選手が気になる2チーム。注目は新人木浪、近本選手と、2年目のスラッガー村上選手。彼らが開幕スタメンをつかむのか、そしてどんな活躍を見せるのか、今年一年を占う一線になるかも?

開幕投手予想(メッセンジャーー原)

 

広島ー巨人

いきなり丸と長野の交換が行われた広島と巨人の対戦は注目です。巨人は大型補強を敢行し、今年は広島の連覇を阻止する筆頭候補とされています。どんな戦いになるのか、ファンでなくても気になるところです。

(野村ー菅野)

 

DeNAー中日

我らがドラゴンズは横浜DeNAとの対戦。DeNAは筒香、宮崎、ロペス、ソトといった強力打線が脅威ですね。また神里選手がブレークの予感。中日は若い笠原投手が開幕投手を任され、高橋や京田といった若手が一皮も二皮も向けてほしい所です。

(今永ー笠原)

 

順位予想

ガチであてに行きました。巨人は名将原監督の復帰に加え、丸選手、炭谷選手など補強もバッチリ。ゲレーロ選手も今年はやりそうなので優勝すると思います。投手が揃っているDeNAが3位に入り込むと予想。巨人広島の二強にDeNAヤクルトの3位争い、中日と阪神は苦しいシーズンになるかな、と思います。

1位 巨人

2位 広島

3位 DeNA

4位 ヤクルト

5位 中日

6位 阪神

 

俺流戦力分析

広島

昨年MVPの丸選手が抜けた穴は大きすぎます。長野選手が入ってきましたが、あの強打と守備力は替えがきかないものです。ただ、田中菊池鈴木といった主力の力は圧倒的で投手も大瀬良野村ジョンソンと実績ある名前が並びます。小園坂倉西川といった若手がどこまでできるかも重要な要素になりそうです。やはり今年も強そうです。

ヤクルト

やはり打線は今年も驚異的。青木バレンティン山田に加え、今年は村上選手がやってくれそう。さらに厚みを増したヤクルト打線は止められない?投手がどこまで頑張れるかがカギを握りそうです。原投手にエース級の活躍を期待したいです。神宮でのヤクルト戦は中日にとってはいい印象がないし、今年も痛い目にあいそうです。

巨人

新生原ジャイアンツが今年の優勝候補筆頭?菅野山口の二本柱は安定感抜群。野手も坂本岡本丸ゲレーロと破壊力抜群。うらやましいほどの選手層を携えています。阿部の捕手復帰や沢村の先発復帰など改革も行われておりどう変化していくのかも楽しみですね。中継ぎ抑えが少し弱いのが欠点となりそう。

DeNA

今永石田東浜口の左腕カルテットに加え、今年も上茶谷が入団。新人王独占体制が築かれ、その先発の層は年々厚くなっています。打線も筒香宮崎ロペスソト神里と抜け目なし。戦力的には問題なく戦えそうなのですが思ったよりオープン戦の成績が振るっていないようです。そこが気になるところですが、今年はますます手ごわい相手になることは間違いなさそうです。

中日

去年同様打線はまずまずやってくれそう。大島平田ビシエドアルモンテに高橋福田京田となかなかのメンツ。オープン戦は不調のようですが一年単位で見てしっかり仕事をしてくれるでしょう。中継ぎも佐藤祖父江ロドリゲス鈴木と枚数は十分。問題は先発投手。松坂藤嶋小笠原鈴木とけが人が続出しているなかで前半戦をどうのりきるかにかかってきそう。

阪神

投手力は格段にアップしましたね。西ガルシアと実績ある2人を獲得し、メッセンジャー岩貞らと1年間の活躍が期待されます。先発のレベルはセリーグ1位といってもいいレベルかも?問題は打線でしょうか。福留糸井の両ベテラン頼みが顕著で彼らに今年以上の活躍を求めるのは難しい所。大山糸原木浪近本高山の独り立ちが不可欠になりそう。

 

終わりに

中日根尾、広島小園、阪神木浪とショートの期待の新人がたくさんいます。彼らがいつデビューし、どんな活躍を見せるのかも楽しみの一つ。ショート以外にもDeNAの上茶谷投手は新人王最有力の力をもち、どれだけ勝利を重ねれるか期待が高まります。今年は誰がブレイクし、セリーグをかき回すのか。熱いプロ野球がまもなく開幕!

 

中日根尾、ついに実戦出場か?9日阪神戦(鳴門)から二軍に合流

肉離れ完治!いよいよ実戦練習に突入

 

今日7日、実戦練習に向けた最終チェックが室内練習場で行われた。投内連携にノック、打撃練習ではフルスイングを見せ、万全の体調をアピールしたそうです。

そして、立石巡回コーチが練習後に、二軍本体に9日から合流することを発表しました。二軍本体は現在教育リーグで関西に遠征中で、8日からは阪神と試合を予定しています。9日に合流後、即実戦となるかは小笠原道大2軍監督の判断にゆだねるようです。

試合に出ることになると、これがプロ入り後初めてのデビュー戦となります。期待された注目ルーキーがついにベールを脱ぐか?!

 

根尾選手のこれまで

甲子園で投手とショートの二刀流に加え、夏の甲子園で3本のホームランを放った打撃力を披露し、鳴り物入りでドラフト4球団競合の後中日ドラゴンズに入団。野球だけでなく、スキーで全国大会優勝した経験も持ち、スキーで培われたバランス力とばねは大きな魅力。スポーツだけでなく、中学時代は内申オール5、読書家で文武両道のスーパーマン!少しその才能を分けてほしいものです(笑)。

プロ入り後はショート一本で勝負すると宣言するも、年明けの合同自主トレのベースランニングの際にふくらはぎの軽い肉離れを発症。一軍スタートが内定していた秋季キャンプは二軍でリハビリをしながら基礎練習に励んできた。

キャンプ終了後、ナゴヤ球場で二軍本体とは別で調整を続けてきたが、ついにケガの完治が首脳陣に認められ、最短での試合デビューが9日になると今日明らかになった。

 

スケールの大きなショートストップに

近頃、広島の小園内野手やロッテの藤原外野手が同じ高卒選手として実戦で活躍しケガをして出遅れた根尾選手と比較されがちですが、彼らはまだ高校を卒業したばかり。むしろ、2軍でじっくり練習をできたほうがちょうどよかったのでは、と思ってしまうのは私だけでしょうか。社会で見ても入りたてほやほやの新人社員ですよ。ゆうならばそんな新人社員にいきなり1戦級で戦え、ハイレベルなパフォーマンスを披露しろ、なんて酷なものです。

年齢も年上しかいない、経験も実績もない体もできていない状況で開幕早々一軍での活躍を迫るのはいわば、幼稚園最速だった少年に小学1年で運動会で小6に混ざってリレーを走れ。しかも結果を残せ。と言っているようなものですよ。大げさすぎかもしれないし、例外の人もいましたが。

だから、二軍でもいいので根尾選手の成長をせかすことなく見守りましょう!もちろん早くナゴヤドームで活躍する根尾選手を見たいですけどね。

坂本選手や鳥谷選手、松井稼頭央選手といったスケールの大きな選手に成長する過程と思って応援したいですね。

 

【必見】まもなくプロ野球キャンプイン!各球団の注目選手、見どころを紹介

プロ野球キャンプ

毎年2月1日から各球団が宮崎や沖縄にキャンプを張り、シーズンに向けてスキルアップを目指します。このキャンプでの頑張りがチームの順位や選手の成績を大きく左右するといっても過言ではないでしょう。今年も間もなく全球団一斉にキャンプが始まります。そこで今回は各球団の注目選手や見どころを紹介しようと思います。

セリーグ

広島

去年のセリーグ覇者であり、4連覇を目指して挑む今シーズン。主力選手だった丸選手が巨人へ移籍したため開いたセンターのポジション競争が注目を集めそう。最有力は去年ブレイクし、更なる飛躍を求められる野間選手。そして巨人から補償選手として広島に移籍した長野選手。まだまだ一線で戦える力もあり、また若い生え抜き選手がおおい広島でベテランの外様選手がどう溶け込んでいくのかも注目。ほかにも昨年のドラ1、中村捕手や今年のドラ1、小園選手と期待の若手がたくさん。ケガなくキャンプを完走できるか注目だ。

 

ヤクルト

1昨年最下位からの昨年2位へと急上昇したセリーグの台風の目。今年はどうなるのか、動向がどの球団も気になるところだろう。やはり注目は山田選手。史上初の3回目のトリプルスリーを達成し、1昨年の不調から完全復活を果たした。今年はトリプルスリーに加え、どこまで成績を伸ばせるか、タイトル争いも注目。また、昨年のドラ1、村上捕手やけがからの復活を狙う寺島投手の仕上がり具合にも期待したい。

 

巨人

昨年は何とかAクラスに入ったが、優勝からかなり遠ざかっていることから、昨年オフは大胆な改革を行った。まず高橋監督から、3度目の登板となる原監督にチェンジ。補強も、丸選手、岩隈選手、中島選手、炭谷選手と名だたる選手を獲得。新しい顔がたくさん見られるので巨人のキャンプは楽しくなりそうだ。坂本選手、菅野選手、岡本選手といった主力選手とどんな会話をするのか気になるところ。

 

DeNA

目立った補強はなかったが昨年は投手の相次ぐケガに泣かされた。左腕王国といわれた「今永、石田、東、浜口」の若手4選手の出来が今年もカギを握りそう。特にケガに苦しんだ浜口投手の状態が気になるところ。また侍ジャパンの4番筒香選手の状態も要チェック。投手層は抜群という下馬評もあるので、ケガをすることなくパワーアップを測るキャンプにしたいところ。

 

中日

近年低迷が続く中、少しずつ若手が育ってきている。投手では侍ジャパンに選出された笠原投手、野手では高橋選手のブレイクに期待。そして松坂投手に加えて根尾選手というスター候補が入団。根尾選手がどこまでキャンプについていけるか、アピールできるかに注目だ。また彼のまじめな性格からどんな会話をチームメイトとするのかも興味深いところ。

 

阪神

矢野新監督を迎え、Aクラス復帰を目指す今シーズンはすでに補強で戦力アップに成功。中日から昨年13勝を挙げたガルシア投手、オリックスから長年結果を出してきた西投手を獲得。彼らに加え、ベテランの福留、糸井、能見選手らに頼っている現状から脱却するための若手、北條や高山、藤浪に期待。

 

パリーグ

西武

圧倒的な打撃力で優勝を果たしたライオンズだが、今オフに主力選手が2人も流出。エース菊池投手と3番浅村の穴はかなり大きくなりそう。この二人の穴をどう埋めるかが最大のポイント。今年のドラフトで獲得した松本航選手に期待したい。また捕手として1年間守った森捕手のさらなる成長が見どころ。近年では少なくなってしまった打てる捕手として東京オリンピックの正捕手候補の筆頭とみられるだけに期待は大きい。

 

ソフトバンク

ペナントレース2位からの日本1を達成。その選手層は12球団1位の呼び声高い。圧倒的なパワーをもつ柳田選手の3冠王+盗塁王ができる唯一の選手といえるだけに日本最強野手の動向は注目。また田中、高橋両ドラ1右腕の成長に注目。フォームを崩したり、ケガをしたりで苦しんでいる。キャンプでどこまでできるのか見ていきたい。

 

日本ハム

昨年の清宮選手に続き今年は吉田投手を獲得。高校生スター選手を多く引き当ててきて、その育成力も抜群。彼らがどこまでスケールの大きい選手になるのか目が離せない。また、オリックスのエース金子投手を獲得。7色の変化球を使いこなす元沢村賞投手が北の大地に降臨する。

 

オリックス

二本柱金子、西両投手が他球団へ移籍。戦力ダウンは必至だが、彼らに代わる選手の誕生を楽しみたいところ。和製大砲吉田選手がホームラン競争をできるまで成長すると面白い打線になる。またリリーフ陣は盤石なのでそこにつなぐ先発の頭数をそろえることが課題になりそう。

 

ロッテ

パリーグの中で最も伸びしろの大きいチームだろう。近年のドラフトで有望な野手を獲得してきた。平沢野手、安田野手、そして今年大阪桐蔭から藤原外野手が入団。ポジションもかぶらず、彼らが一線で戦えるようになるとその打線の破壊力は計り知れない。今後の彼ら成とチームの成長が楽しみだ。

 

楽天

平石新監督のもと最下位からの巻き返しを図る。ドラフトでは外れ1位で大学生ナンバーワン外野手辰巳を引き当てた。彼が即戦力でどんな成績を残すのか、体力などキャンプでの内容が気になるところ。また茂木選手の復活に期待。長打力のあるスケールの大きい遊撃手だけに松井稼頭央級のスターになってほしい。

 

最後に

広島や日本ハムの影響により高校生野手の育成ブームが巻き起こっている。今年のドラフトがなによりその表れだろう。各球団が獲得した有望な若手の育成が今後のチームを大きく変えることになるだろう。その流れに逆らうように他球団から乱獲した巨人がそうなるのかも見どころだ。若手の成長、主力選手の調整具合、新外国人の当たりはずれ、いろいろな角度から自分のひいきのチームやその他のチームのキャンプを見ると面白いですよ。

高校生ナンバーワンの長距離砲野手の現在

野球の華はホームラン

プロ野球の醍醐味といえば、エースピッチャーが三振を取り、四番バッターがホームランを打って試合を決める。これこそ、王道にして最高に気持ちの良い勝ち方だと思います。歴史に名を残してきたスラッガーには高卒選手が多いイメージですが、一方で一軍で活躍できずに引退に追い込まれる選手も多いです。球場が広くなり、変化球の種類も増え、日本人の高卒スラッガーの育成は難しいのです。そこで今回は近年のナンバーワンスラッガーとしてドラフト指名された選手たちの現状を紹介していこうと思います。

2013年

森友哉(捕手) 大阪桐蔭高

ドラフト1位指名で埼玉西武ライオンズに入団。前年の2012年の甲子園では2年生ながらマスクをかぶり、藤浪晋太郎とバッテリーを組んで春夏連覇を達成した。甲子園通算で5本の本塁打を記録し、これは歴代四位タイの好記録。近年ではまれな強打の捕手として注目された。また、何人ものプロ野球選手を送り出してきた大阪桐蔭の西谷監督に歴代最高傑作と言わしめるほどの実力者。したがって単独指名で獲得できたのは意外だった。プロ入り後は主に指名打者として経験を重ね、順調に成長。今では優勝チームの扇のかなめを担う。今シーズンの成績は136試合で打率.275、16本塁打、80打点をマーク。これから更なる飛躍が期待される。

2014年

岡本和真(内野手) 智弁学園高

ドラフト1位指名で読売巨人軍に入団。高校通算73本塁打をマークした右の長距離砲で、プロ野球界の和製大砲になりうると期待された。三年の夏の甲子園では一回戦で1試合2本塁打をマークし、これは大会史上19人目の快挙。プロ入り後はしばらく二軍で試合をこなし、二年目には打点王を獲得。そして今シーズン、ついに才能が開花し、巨人軍の四番を務めあげ、打率.309、33本塁打、100打点とプロ野球史上最年少となる22歳3か月で3割30本塁打100打点を記録した。2020年東京オリンピックでは日本の4番としての活躍が期待される。

2015年

オコエ瑠偉(外野手) 関東第一高

ドラフト外れ1位指名で東北楽天イーグルスに入団。高校通算36本塁打に加え、圧倒的な走力を併せ持ち注目を集めた。高校生で同じく注目されたのが千葉ロッテに入団した平沢大河もいたが、こちらは甲子園で3本塁打を放ったが通算は22本と二塁打を打つタイプに見えたのでオコエ選手にした。金属バットへの順応と、スイングが粗いことで心配の声もあった通りプロ入り後は苦戦。一軍では3年間で6本塁打、通算打率も.231と期待された成績は残せていない。今シーズンは44試合で.198、2本塁打、6打点にとどまった。しかし、2年目は打率3割を記録するなど大器の片りんは見せつけた。これから力をつけて、山田哲人、柳田悠岐のような3拍子揃った選手になってほしい。

2016年

九鬼隆平(捕手) 秀岳館高

ドラフト3位指名で福岡ソフトバンクホークスに入団。三拍子そろった逸材で、遠くに飛ばす力は確かなもの。石垣雅海や細川成也と、通算本塁打の多い選手は他にもいたが、指名順位と、トータルの力を見てナンバーワンスラッガーは九鬼選手とした。プロ入り後はソフトバンクの厚い選手層にもまれて二軍や三軍での試合出場がほとんど。三軍では7本塁打を記録するなど持ち味の長打力は健在。捕手は育成に時間がかかるのでこれからに期待したい。

2017年

清宮幸太郎(内野手) 早稲田実業高

ドラフト1位(7球団)指名で北海道日本ハムファイターズに入団。こちらは誰もが認める歴代でもトップクラスの逸材。高校通算本塁打数は歴代トップの111本、1年生で出場した甲子園大会で2本のホームランを打つなど数々の偉業を成し遂げた。鳴り物入りでプロ入り後、高卒にもかかわらず一年目から53試合に出場し、7本塁打を記録した。主部に不安を抱えるなど不安も多い中でも一年目から結果を残した。来年からは本塁打競争を一年間繰り広げてほしいですね。2年目から期待しすぎですかね(笑)。

2018年

藤原恭大(外野手) 大阪桐蔭高

ドラフト1位(3球団)指名で千葉ロッテマリーンズに入団。三拍子そろったスラッガーとして根尾昂とともに大阪桐蔭高校を引っ張り、春夏連覇を成し遂げた。夏の甲子園でも3本塁打を記録し、引っ張るだけでなく逆方向にもホームランを打てるパワーを持つ。打撃はまだ粗削りといわれているのでこれからの伸びしろも十分と、期待が膨らみます。来年のルーキーイヤーはどんな数字を残すのか楽しみです。

まとめ

ドラフト上位で指名されるスラッガーは名門といわれる強豪校出身がほとんどでした。それだけ、遠くに飛ばす能力を持った選手は希有で、育てるのが難しいのだろうと思う。育成のノウハウがある名門ほど育成に長け、そのため才能のある選手が集まるのでしょう。その中でも大阪桐蔭高校は圧倒的です。ここでは紹介していませんが、過去にも中村剛也、平田良介、中田翔、森友哉、浅村栄斗と、現在各球団の中心選手として活躍するスラッガーを多数輩出しています。これから彼らがどう成長し、いつ覚醒し、どんな数字を残すのか楽しみに待ちましょう。

巨人内海投手が炭谷選手の人的補償で西武へ!これをどうみる?

巨人内海投手が西武へ

FAの仕組み

FAとは一軍選手登録機関が既定の日数に達すると得られる選手の権利です。FA権を取得すると、所属する球団以外との交渉が可能になります。つまり、自分が最も行きたい、評価してもらえる球団に移籍する権利を得ることになるのです。しかし、これにより自分の球団から主力選手が流出するとなると戦力均衡が崩れてしまいます。そこで補償というものが存在するのです。

ここからは①チームのAランク選手を②チームが獲得したとして説明します。

自分の球団所属選手は年俸によりランク付けされます。Aランク、Bランクに当たる選手(主力選手)を①チームから獲得する場合、①チームは②チームに選手と補償金を支払わなければなりません。Cランク以下なら補償金のみです。獲得相手チームの主力選手を獲得す時にはそれなりのペナルティーが科せられるのです。また、補償としてもらう選手は①チームに選択権があります。補償選手を出す②チームは自分の球団の選手のうち28人はプロテクトして守ることができます。そのプロテクトリストから漏れた選手の中から①チームは選ぶことができます。

 

一連の概要

今年オフのFA市場で、巨人が西武のBランク選手である炭谷捕手を獲得しました。したがって上記のルールにのっとって補償選手と補償金を巨人は西武側に支払います。そして先日、西武側から補償として獲得する選手を発表しました。それが巨人の功労者であり、生え抜き左腕の元エース、内海哲也投手だったのです。西武側が即戦力投手を獲得すると明言していたので、内海投手をプロテクトから外していたのは驚きでした。通算133勝、近年の成績も9勝、2勝、5勝と34歳という年齢はネックですが十分な戦力として計算できる選手です。何よりも原巨人第二政権を支えたかつてのエースなので、移籍を悲しむ声は多かったようです。

 

賛否両論で話題沸騰

巨人フロント肯定派

内海投手はかつてのエースであり、優勝に貢献してくれた生え抜き選手だけど、この世界は結果がすべて。ここ二年は2勝、5勝と、年齢を考えても少ないプロテクト枠を使うほどの選手ではない。これから飛躍が期待される選手を守るためにもプロテクトから外したことは正解だったと思う。功労者だからと守れというのはお門違い。

 

巨人フロント否定派

これほどの人気選手で巨人のために尽力してくれた選手をこんなFAの補償選手として流出させるなんて信じられない。即戦力投手を獲得すると西武が明言したにもかかわらず、内海投手をプロテクトから外すなんて取ってくださいと言っているようなもの。内海投手に失礼だ。活躍したら誉めたて、力が落ちたらほかの球団の選手を獲得するからもういらないわ、というスタンスを世間に公表したようなもの。もっと生え抜きの功労者は大切にしてほしかった。

 

不信感がぬぐえない巨人運営

去年の村田選手にしても、今回の内海投手にしても功労者への扱いが少し醜いかな、と思ってしまいます。村田選手の場合、ほかのチームのほうが出場機会が増えるからという名目で自由契約にしたにもかかわらず、どこからも声がかからなかった村田選手を再契約せずに、見捨てる形をとりました。そして今年は内海投手。他球団の選手を獲得するのは自由ですが、元からいる選手たちも大事にしてほしいと思わずにはいられません。ほかの球団をみても中日やソフトバンクなどは衰えたベテラン選手には自分が満足して引退を決意するまで契約してあげるなど、大切に扱っているように見えるのでなおさらそう思ってしまいます。

 

感想

非常に衝撃的なニュースでした。内海投手の移籍はさみしいですが西武での活躍を応援したいと思います(私は巨人ファンではないですが)。また、次は広島の丸選手の補償選手の発表が控えています。広島と巨人というと、少し前に広島が大竹投手の補償で獲得した一岡投手のほうが活躍したと話題になりました。広島のことなので有望な若手選手を獲得するのか、西武のようなプロテクト漏れしたベテラン選手をとりにいくのか気になるところです。今後もオフシーズンの各球団の動きに目を光らせておきましょう。

 

追記

巨人長野選手が広島へ!

広島の丸選手を獲得した巨人が補償選手として広島に長野久義外野手を送ることが発表されました。内海投手に続いてまたしても巨人の生え抜きの功労者が人的補償として他球団に移籍することになってしまいました。さらに長野選手は巨人への思入れが強く、巨人に入団するために二度も他球団の指名を拒否しました。このようにして入った功労者を簡単に流出となると巨人の選手たちのフロントへの不信感が強まってしまうのではと懸念されます。プロテクトから漏れていたことが一番の驚きです。FAで獲得した選手と生え抜き功労者はまずプロテクトされると思っていたので。おそらく広島が有望な若手を指名してくると読んで高年俸のベテラン選手を外し、若手をおおめにプロテクトしていったのでしょう。

なんとも残念なことですが内海、長野両選手の今後の活躍を願いたいですね。

 

ここ最近の高校ナンバーワンの評価で入団した投手たちの今の実力は?【ドラフト】

歴代の高校生ナンバーワン投手たち

プロ野球界に飛び込んでくる選手たちは必ずドラフト会議で指名されることになります。そしてドラフト会議直前には各メディアが指名予想される選手の格付けを独自で行います。その中でよくつけられる呼び名として高校生ナンバーワン○○というものがあります。今年の高校生の中ではこのバッターが一番、このピッチャーが最速、など様々な見方をされます。今回は高校生ナンバーワン右腕、左腕と注目を集めた選手たちがプロ野球界に飛び込んでどう成長しているのか、現在の状況に注目していきたいとおもいます。

 

2012年

藤浪晋太郎(右) 大阪桐蔭高

ドラフト一位(4球団)指名で阪神に入団。誰もが知る甲子園春夏連覇を達成した本格派右腕。今シーズンは13試合の登板で5勝3敗防御率5.32と新人王に輝いた年からかなり成績を落としてしまっている。近年は制球難に陥っているようでコントロールが課題。入団から3年連続二桁勝利をマークした実力の持ち主なので来年に期待。

濱田達郎(左) 愛工大名電高

ドラフト二位指名で中日に入団。当時藤浪、大谷翔平両投手と並び、高校BIG3と並び称された左腕。一時は一軍のローテーションをつかみ5勝をマークしたが以後はケガに苦しみ、昨年はケガの影響で育成契約となっている。

 

2013年

鈴木翔太(右) 聖隷クリストファー高

ドラフト外れ一位指名で中日に入団。最速も140キロ前半で甲子園も出ていないのであまり注目はされていなかった。投球フォームがきれいということで素材型として入団。今年は2試合の登板にとどまり、勝ち星も上げられず。来年から背番号も99となり、崖っぷちのシーズンになりそうだ。

ドラフト一位(5球団)指名で東北楽天に入団。甲子園本大会では10連続奪三振と1試合22奪三振を記録する圧巻のピッチングを披露し一気に注目を集めました。プロ入り後は楽天、侍ジャパンの中継ぎ、抑えとして活躍。今シーズンの成績は53試合に登板し、5勝8敗11ホールド、5セーブ、防御率3.65を記録。若くして絶対的抑えとして活躍し現在も楽天の中継ぎエースとして君臨する。

 

2014年

安楽智大(右) 済美高

ドラフト一位(二球団)指名で東北楽天に入団。甲子園大会でも本格派右腕として注目を集め、三連投を含む五試合で772球を投げ抜いた。これについては、投げ過ぎだという議論にも発展し、将来のケガが心配された。プロ入り後は一軍初先発で初勝利を記録するなど順調にキャリアを積んできた。しかし昨年からケガで思うようなシーズンを過ごせず、今シーズンは2試合の登板にとどまり、ともに負け投手となった。

塹江 敦哉(左) 高松高

ドラフト三位指名で広島に入団。高校時代は150キロを超えるストレートを投げこむ剛腕として注目を集めた。入団後は主に二軍でキャリアを積み、昨シーズン3試合に一軍戦で登板した。今シーズンは5試合の登板で投球回は3回とまだまだ時間がかかりそうだ。

 

2015年

高橋純平(右) 県岐阜商高

ドラフト一位(3球団)指名でソフトバンクに入団。高校ナンバーワン投手として春の甲子園で活躍。その後ケガの影響で夏の大会は十分に登板することなく県予選で敗退となった。プロ入り後はケガの完治に努め、その後は主に二軍で登板を重ねている。今シーズンは新投球フォームがうまくいかず調子を崩し、一軍登板はなし、二軍でも1勝6敗、防御率6.46と振るわなかった。

小笠原慎之介(左) 東海大相模高

ドラフト外れ一位(2球団)指名で中日に入団。東海大相模の吉田(オリックス)と二枚看板として活躍し、甲子園優勝投手にもなった。150キロを超える直球とチェンジアップを武器とする。プロ入り後、肘の遊離軟骨除去手術を二回受けているが、今年は球団最年少開幕投手を務め、5勝6敗防御率4.11とシーズン途中離脱するまでローテーションを守った。順調に力を伸ばしており来年の飛躍が期待される。

 

2016年

今井達也(右) 作新学院高

ドラフト一位指名で西武に入団。150キロのストレートと150切れのいいスライダーで甲子園優勝投手に輝いた。この年は投手が高校ビック4と、大学ビック3と呼ばれるほど豊作な年だったので単独指名となった。プロ入り後、一年目は喫煙問題などで試合に出ることができなかったが、今シーズンは一軍で15試合に登板し、5勝5敗、防御率4.81とローテーションの一角として活躍した。クライマックスシリーズでもソフトバンク戦に登板した。

寺島成輝(左) 履正社高

ドラフト一位指名でヤクルトに入団。今井、藤平(楽天)、高橋昂(広島)と並び高校ビック4を形成した大型左腕。プロ入り直後からケガに苦しみ二軍でもあまり投げることができなかった。今シーズンも一軍登板は1試合にとどまり、通算でも2試合と十分な実績はあげらていない。潜在能力は高いので来年、再来年あたりが勝負の年になりそうだ。

 

2017年

石川翔(右) 青藍泰斗高

ドラフト二位指名で中日に入団。高校時代はケガも多く甲子園にも出場していないが、150キロを超える切れのあるストレートが注目され、知名度はないが高校ナンバーワンと称された。プロ入り後の今シーズンは二軍で体づくりを中心に取り組み、一軍でも一試合に登板し一イニングを無失点に抑え大気の片りんを見せつけた。来年くらいから登板が増えると思われるので期待したい。

田浦文丸(左) 秀岳館

ドラフト5位指名でソフトバンクに入団。高校生左腕は例年に比べると不作の年だったので指名順位は低めだ。しかし、140前後のストレートとスライダー、チェンジアップなどの変化球を駆使して抑える完成度の高いピッチャーとして甲子園でも活躍。プロ入り後は高卒1年目ということもあり、二軍で1試合、三軍で9試合の登板のみで体づくりに一年を使った形だ。来年からアピールできるか注目だ。

 

2018年

吉田輝星(右) 金足農業高

ドラフト外れ一位指名で日本ハムに入団。今年の甲子園では金足ブームを巻き起こした甲子園のスター。甲子園決勝まで一人で投げぬき公立高校のチームを準優勝まで導いた。150キロを超える力強いストレートが武器で変化球の精度が課題とされている。ケガも心配されているが、どんな選手になっていくのかこれからが楽しみだ。

横川凱(左) 大阪桐蔭高

ドラフト四位指名で巨人に入団。甲子園大会では柿木投手、根尾投手の陰に隠れる形になったが身長190センチの恵まれた体格から最速143キロのストレートを投げ込む潜在能力がぴか一の投手です。高校では伸び悩みましたが、プロに入ってからどこまで成長した姿が見れるのか期待したいです。

 

まとめ

高校生からプロへ入ると今のところ、すぐに一軍で活躍する選手と二軍で苦戦したりケガに苦しむの真っ二つに分かれているような気がします。ただ、高卒の選手はこれからなのでこの選手たちがどこまで成長するのか楽しみです。また、中日や楽天、ソフトバンクが積極的に素材型の投手を指名しているような気がしました。中日や楽天はこれからこれらの投手が成長してきたときが注目ですね。一人でも多く一軍で活躍してほしいですね。

【プロ野球】FA宣言することは、球団への裏切り行為なのか

オフシーズンといえば、もちろんFA市場というものがにぎわいます。今年は特に超一世級の選手が市場に出ており注目度が高まっています。今回はFAの仕組みとそこから思うことについて考えていこうと思います。

 

FAとは

プロ野球選手になるためには毎年10月に行われるドラフト会議でプロ野球球団に指名される必要があります。よく議論になるように選手側には入りたい球団を選ぶ権利がありません。そこでできたのがFAという権利です。これは国内なら8シーズン、海外なら9シーズン、一軍登録された日数が経過すると得られる権利です。この権利を行使すると行使した選手は従来所属球団とのみできた契約交渉が、ほかの11球団、もしくは海外の球団と交渉することができるようになります。初めて選手側に球団を選ぶ権利が与えられる制度です。

 

近年のFA市場と、宣言は裏切り行為という風潮

今年は広島の丸佳浩選手、西武の浅村栄斗選手、オリックスの西勇輝選手といった選手をめぐって何億円ものマネーゲームが繰り広げられています。FA権利を取得する選手というのはたいてい長い間所属していた球団の中心選手であることが多いです。つまり一方が戦力補強するために利用する制度が出ていかれる球団からしたら戦力が削られる形になります。そうすると必然的に出て行かれる球団からしたら面白くありません。そのため、FA宣言する選手に対して、「長い間育ててもらった球団を裏切った。」という裏切り者という風潮が日本にはあります。そのため、FA宣言するには強い決心が必要になります。一方でメジャーではFA宣言するのが当たり前なので、毎年市場がにぎわい、目まぐるしく選手が移動します。文化の違いが大きいと思いますが、このような風潮から日本では市場があまりにぎわない傾向があると思います。

 

私が思うこと

確かに自分の応援する球団の選手がFA宣言すると、「やっぱりお金かよ、プロに導いてもらっておいてなんだよそれ」という気持ちになるのはもっともだと思います。私もそうなると思います。ただ選手側からしても自分に与えられた権利なので行使してみたい、他球団の評価を聞いてみたい、という気持ちに普通なると思います。少なくともそのための権利なので、選手が権利を行使することは当たり前のことだと思います。そこでどこかの記事で元中日の監督だった落合氏が提案していた内容がすごくいいなと思いました。それは、FA権利はいちいち行使する手続きを踏まなくても取得と同時に行使されるべきだというもので。つまり、自ら市場に出るのでなく自動的に市場に出るシステムにしてはどうかというものです。こうすると、現状でいう行使という球団への裏切り行為とみなされることもなくなり、そのまま他球団とは交渉せず、自球団と契約すれば愛を確かめ合える、これはいい!と思いました。文化的にアメリカのようにはいかないのでシステムを日本式に変更するのはいいことだなと思いました。皆さんはどう思いますか。春夏だけでなく秋冬のストーブリーグももっと熱くなると一年野球を楽しめてさらに良くなると思います。

 

丸選手、浅村選手、西選手などなど、どこの球団を選ぶのか楽しみですね。